「ソフト老害」って言葉が、Xのトレンドにあがっていました。
「老害」って高齢者に対する蔑称だと思っていたのですが、高齢者に限らず、若い人も老害扱いされるということみたいですね。
ソフト老害ってなんなんでしょうかね?
ソフト老害の意味とは?
ソフト老害って言葉は最近できたばかりで、明確な定義や意味については明らかになっていないみたいですが、30代40代で老害っぽい言動をする人をソフト老害というみたいです。
放送作家の鈴木おさむさんが引退するときに使った言葉で、最近になってネット上で広まったみたいです。
ちなみに、老害の定義は次のとおりです。
自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪
30代40代でもこのような言動をしているとソフト老害と言われて揶揄されてしまう対象になるということみたいです。
若い人から見て、30代40代はけっこう価値観が違っていますので、上の世代が自分の価値観で話したり、指導したりすると、「ソフト老害」って言われたりしてしまう可能性はありそうですね。
硬直的な考えとか思想などの押しつけというのは今後は、ソフト老害って言われてしまうみたいなので、気をつけたほうがいいかもしれませんね。
ソフト老害はくだらない、気持ち悪い?
ソフト老害については、気持ち悪い、くだらない、バカバカしいというような意見もあるみたいです。
「若者に気を使いすぎだ」とか「メンタル弱すぎ」みたいな声もあったりするようです。
#ソフト老害 馬鹿げてる。色んな言葉を作って、どうしたいのだろうか。
セクハラ、パワハラなどは絶対撲滅だが、〇〇ハラスメントたる言葉も多過ぎ。
何でもハラスメントや老害をつけりゃ良い問題では無いと私は思う。沢山言葉を作り、自分達で自分達の首絞めて生きにくい世の中にしてるように見える— unicorn_yume.kawa (@NK43052531) February 12, 2024
今回の「ソフト老害」など若者目線の言葉だったり、目上の人に対して失礼な言葉を作るのは良くないというような意見もあったりするようです。
前回に当ブログでも書いた「マルハラ。」っていうのもそうですが、若者に気を使いすぎたり、腫れ物みたいに扱う言葉は、メディアも面白おかしく取り上げるので、それが世代間での対立を生んで生きにくさを増長しているような気もしますね。
マルハラ。は頭おかしい?若者はメンタルが弱すぎ?LINEでなければいいの?
年齢にかかわらず、おかしいことを言う人はどこにでも一定数いるし、あんまり年齢が関係ない気もしますね。
若い人でも自分の価値観を上に押し付けてくるということであれば、それも害だということもできるし、あんまり老害とかソフト老害って言葉に意味はないような気もしますね。
年齢や相手に関わらずに自分の価値観を押し付けるような言動は控えていくというのが今後生きていく上で、賢いやり方なのかもしれませんね。
ソフト老害は何も言えないから良くない?
なんでもかんでもソフト老害って言われたら、上の世代は何も言えなくなりそうですね。
ソフト老害が話題の今、改めて気をつけたい。
「スルー推奨な言葉たち」 pic.twitter.com/vjjVEEaLHO— 後藤 迅斗(じんと)@じぶんぽっく (@jinto_jibunpock) January 25, 2024
X上では、言わないほうがいい言葉を載せている人がいて、こういう言葉遣いは避けたほうがいいということみたいです。
何も言えないということはなく、どう伝えるのかというのを上の世代はこれから考える必要があるということなのでしょうね。
人間の根本的な欲求として成長したいという思いとかもあると思いますし、若い人のそういう気持ちを理解して、うまく導いていくというのが大事になってくるのかもしれませんね。
上の世代は、年齢が上だからと威張らずに謙虚で柔軟に対応して、変化を恐れずに変えるべきところは変えて行くって姿勢が今後は必要になるのではないでしょうか。
あとは若者と上の世代の対立を煽ろうとする言葉に対しては、あんまり過敏にならないというのも大事かもしれませんね。
メディアは対立構造を作って不安や不満を煽ったりするのが仕事みたいなところもあるので、そういう言葉に振り回されずに、偏見を持たないで、目の前の人と付き合っていくのがいいのではないでしょうかね。