【映画】素晴らしきかな人生 ラストの意味は?(ネタばれ考察)

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huluでウィル・スミス主演の映画「素晴らしきかな人生」を見ました!

 

なかなかいい映画でした!けっこう感動的だったし、終盤に予想外の展開でちょっとびっくりしました。

 

時間、愛、死という人生にとって重要な概念を擬人化して、語りかけたりしていくというのは斬新な感じで、なかなか面白かったです。

 

さっそくですが、いきなり、ネタバレするんで嫌な人は見ないでください(^^;

誰もが気になるところだと思いますが、あのラストシーンですね。

 

主人公のハワードが死、時間、愛の役を演じた3人の姿を橋の上で見つけるシーンがありましたよね。

 

元奥さんが振り返ると誰もいなかったということで、この点が気になるところですね。

“時間”(ラフィ)・“死”(ブリジット)・“愛”(エイミー)は存在していなかった?

必要な人に必要な時だけ見えるということで、実は存在していなかったという「オチ」なのか、という点が気になりました。

 

私もストーリーの終盤になって、本当はあの3人は存在していなかったかなと思ったけど、よくよく思い返してみると、同僚とか探偵と普通に話していたし、3人が存在していなかった可能性はないかなと感じました

 

ラストの橋の上でみた3人はハワードの幻覚だったのかなと思っています。

 

ハワードは、元奥さんや同僚、3人の役者によって娘の死に向き合うことができたものの、まだ、完全に乗り越えきることができず、幻覚を見ていたのではないでしょうか。

 

奥さんは、“死”(ブリジット)に言われた

 

『見逃さないで、その先にある幸せのおまけを』

 

という言葉の意味を理解することができたけど、ハワードはまだそれを理解できていないということで、今後奥さんの力を借りながらそれを見つけていくという感じなのかなと思いました。

 

そう考えると、つじつまがあう気がしますね。

 

そう簡単に最愛の娘の死によって『幸せのおまけ』が得られるなんて解釈できるわけないでしょうしね。

 

このあたりは、観客に解釈の余地を与えたともいえそうですし、見方によっていろいろ考えられるのではないでしょうか。

 

大事な人の死を経験した方が見るとまた、違った見え方がするのかなと思いました。

まとめ

奥さんとまったく他人のふりして会ったりとかちょっと違和感があったし、観客を驚かせるための強引な脚本という感じがしましたけど、全体的にいろいろ考えさせられる良い映画だと思いました。

 

個人的には、時間、死、愛という3つの重いテーマを扱うにはちょっと時間が足りないかなという気もしました。

 

これなら死だけを扱ったほうがいいんじゃないかなと思ったんですが、それだと、やっぱり話が難しくなるんでしょうかね。

 

まあ、私は映画をたまにしか見ない素人なんで映画の作りとかよく分からないんですけどね(^^;

 

ネット上では批判もあるみたいですが、悪い映画ではなかったですし、良かったので、また、忘れたころにみたいと思います。

 

それでは、今回はこのへんで、最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m

 

 

最近気になっている本

映画関係の本を最近、いろいろ読みたいなと思っています。映画を深く知ることができたりすれば、人生が豊かになりそうですよね~。

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